左右独立bluetoothイヤホン「ONKYO W800BT」1週間徹底使用レビュー!

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どうしても左右独立しているbluetoothのイヤホン・フルワイヤレスステレオイヤホンを試してみたく、加えて音質も良さそうな「ONKYO W800BT」が登場しましたので、購入してみました。

開封から一週間みっちり使用した中での使用感、イマイチなところまでをしっかりレビューしていきたいと思います。

使ったスマホはiPhone 7となります。

開封・外観チェック

開封

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箱はこんな感じ。

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パカッと開いて・・・・

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蓋を開けるとイヤホン・ケース・イヤーピースがすぐに見える状態で収納されています。

イヤーピースは最初からMサイズのものが付いており、別途SとLが付属しています。
イヤーピースは3種類のみの付属と比較的高価なイヤホンの中では少なめです。

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説明書は、イラストで図解してある簡単なもののみとなります。

本体チェック

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イヤホン本体はこんな感じ。銀のリングが特徴的です。

メーカーロゴと目立つリングがイヤホンのデザインとしては主張が激しすぎるのかなと個人的には感じます。

黒の中央部分は左右ともボタンになっており、ニョキっとスタビライザーもついていますが、こちらの着脱は出来ません。

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左右独立している分、ダイナミックドライバーだけではなくバッテリー等もイヤホン内に収めなければならないため、サイズはそこそこ大きめです。

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SE215やIM50など他のイヤホンと比べてみるとこんな感じ。

充電ケースをチェック

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ケースはこんな感じ。ケース側面中央にボタンが一つついています。iPhone 7と並べてもかなり大きめです。

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ボタンを押すことでケースの残電池量をチェックできます。

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充電中。接続状況等を知らせるLEDが左右に1つずつあることが確認できます。

スタビライザーの取り外しは出来ないのですが、他の左右独立bluetoothイヤホンでは出来ない、スタビライザーを付けたまま充電器に入れられるというのはONKYO W800BTの大きなケースならではなのかもしれません。

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ケースには、USBケーブルが巻きつけてあり、収納されています。

ケースに技適マークがついていますね。

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USBケーブルが付属しているため別途ケーブルを持ち運ぶ必要は無く、そのままパソコンなんかに接続すればケースの充電をすることができます。これは便利です。

使い方・セットアップ

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使い方は簡単。ケースからイヤホンを取り出して左右の中央スイッチを2秒程度押すとランプが点灯、すぐにイヤホンの左右が接続され、スマホとのペアリングもされます。

ペアリングまで時間もかかることなく非常にスムーズに行なえます。

ただし左右独立イヤホンは、ケースから取り出せば電源が入るのが一般的ですので、電源を入れる必要があるのは少し不便かもしれません。

ケースに収納する際には、電源を付けたままでも電源が落ちるようになっているようでした。

また接続状況は左右に付いているLEDでも知らせてくれますが、イヤホンを耳に装着したままでもスイッチを入れると左右で音が鳴るため、状態がわかるようになっています。

初回のみペアリングが必要ですが、同様に電源を入れるとbluetooth一覧に表示されるので、タップしてペアリング完了です。

連続再生時間等の仕様

ケースの充電がMAXの場合、イヤホンへ5回の充電が可能となっており、1回の充電で約3時間再生できます。連続待受時間は、最大で40時間です。

本体への充電は90分、充電ケースへの充電は2時間かかります。

ダイナミックドライバー搭載で、φ8.6mm。再生周波数帯域は6Hz – 22,000 Hzとなっています。

最大通信距離は10 mで、対応コーデックはSBC。マルチペアリングは最大4台となっています。

詳しくは公式HPをご覧ください。

装着感はかなり良い

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装着してみるとこんな感じ。
画像のように正面から見ると大きい分飛び出ており、多少目立つ感じはあります。

イヤホンの装着感は人に依るのでかなりレビューも難しいのですが、私の耳には付属のMサイズのイヤーピースでピッタリでした。

スタビライザーがいい仕事をしていてフィット感向上にかなり繋がっています。ただし、長時間使用していると少し痛いかな、と感じることはありました。

装着したままアタマおかしいんじゃないか?ってくらい頭を振ってみましたが、イヤホンが外れることは無かったため、落ちそうだという心配はないかと思います。

コンプライを付けるとフィットする、なんて意見もありましたので人それぞれあるとは思います。

遮音性も十分に良く、音漏れも少ないようです。

音質は?

一言で言うと質の良いドンシャリだと思います。そこそこキレと優しさを持った低域、高域の伸びも良く解像度感も良いです。

ただ聴き込んでいくと中域がややこもりめと言いますか、解像度が低め・くっきり感が少し物足りなくも感じてきます。

また、静かな環境で聴いていると無音時にノイズが多少聴こえてきますので、気になる方は気になるかもしれません。

私が重視する抜け感はそこそこ良く、いい感じです。

空間的な表現も結構上手で驚きます。全体的に粒立ちの良い音だなという印象を受けました。

音質自体はBluetoothイヤホンの中でも高い方で、左右独立bluetoothイヤホンの中だと選択肢はこれ以外にないのでは、と感じました。

好みの別れる音質に関してはやはり「聞いてみて」としか言いようがありませんが、フルワイヤレスで音質重視ならコレでしょう。

やはり左右独立は快適

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左右独立bluetoothイヤホンを初めてまともに使ったのですが、全く体の前にも首周りにもストレスが無いのに、360度動いても音がステレオで降ってくる異世界感に感動しました。
まるでVRを初体験したときのような感動。

bluetoothは快適で良いぞと前の記事で言っていたのですが、更に上をゆく快適性です。

首周りにさえケーブルが無いのでマスクなんかを付けていてもそのまま耳にスポっと装着できます。

またイヤホンではタッチノイズが問題になることもありますが、左右独立しているためにタッチノイズの発生のしようが無いという点も良いです。動くとイヤホンの動きによる多少のノイズはありますがケーブルが無い分少ないですね。

マイク付きで通話も普通にできる

実際にONKYO W800BTを使用しているときに電話が掛かってきてしまったため、イヤホンのボタンを押して応答してみたのですが、普通に会話できました。

あとで、他の人に試してもらって自分で聞こえ具合をチェックしてみました。

全体的に拾えている音量が小さめなのですが、聞こえる程度です。ノイズも多く品質はあまりよくないですが、普通に通話できると言った感じでした。

実使用での接続安定性は?

片耳がスマホとBluetooth接続を行い、その片耳からもう片耳のイヤホンへと信号を飛ばす仕組みをとっており、それ故に「片耳が途切れる」という現象が起こることのある左右独立Bluetoothイヤホンですが、ONKYO W800BTではどの程度なのでしょうか?

様々なシーンにおいて接続安定性を検証してみました。

自宅・移動なしでの使用

自宅やカフェなどじーっとしている場面での使用では、途切れることはほとんどありません。

稀に、1秒間程度片耳が途切れる場合がありますが、気にならない程度です。

外出・移動時の使用(人が少ない場合)

家から出て駅までの道など、比較的人が少ない場合。地方に住んでいる場合を想定したような使用環境においてだと、自宅での使用と変わらずにほとんど途切れることはありません。

大きな駅・都心など人がたくさんいる地域での使用

福岡に住んでいるため、天神・博多などで人が多いときに駅や街を散策しながら使用してみました。

自宅の最寄駅など小さめの駅だと途切れることはなかったのですが、天神などで一気に人が電車から降りたりなど、密集している場合にはよく途切れました。特に駅の改札付近では途切れます。

平均して、1〜10秒くらい途切れまた繋がって・・・と言った感じです。

ただし、スマホとの通信を行っている右側のイヤホンに関しては繋がったままでした。

駅ではこういう事が起こりましたが、電車の中では途切れることはありませんでしたので、通勤での利用はさほど問題ないかと思います。

街を散策している場合には、家にいるときよりも途切れるのは途切れますが、常用問題ないレベルかなと思いました。

左右の接続安定性ではないですが、スマホとの接続安定性は高いようで、壁を1つ~2つ隔てていも音が途切れずに音楽を聴くことが出来ました。

W800BTのイマイチなところ

最後に、いまいちなところを上げておきたいと思います。

ケースが大きく、イヤホンも収納しづらい

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まず、ケースが非常に大きいです。使ってみるまでは、まぁバッグに入れておけば良いし少し大きい程度だろう。とも思っていたのですが、そうでは無かった。

左右独立bluetoothイヤホンはそのサイズ故に連続使用時間が短い(W800BTは3時間程度)のですが、これをケースに必ずしまうという形を取ることで解決している製品だと個人的には考えています。

にも関わらず、ケースが大きく、加えて収納しづらい。

細い端子にイヤホンに挿す感じでケースに収納するのですが、細く長さもあるために、角度が合っていないとスルッと入りませんし、硬さもあるためこのまま押し込んで良いのか・・・?と、折れないか不安になります。

そのために本体にスイッチを設けたのかもしれませんが、ケースに戻す癖を付けないといざ使うときにすぐに電池が切れちゃう、なんてことになりますのでなんとも微妙。

使い終えたらすぐ戻したい、だから胸ポケットかスボンのポケットにケースは入れておきたいわけですが、このサイズだと不可能です。こうみると他の製品は優れていますね。

遅延が非常に大きい

これまで使ってきた音楽用のbluetoothイヤホンの中では遅延が非常に大きいと思います。

音ゲーは無理でも、動画程度なら問題ないのが一般的ですが、こちらは動画でもすこし辛いなと感じる程度に遅延します。

音楽用と割り切っていれば問題ないのですが、気になる点です。

充電残量が表示されない・AppleWatchで音量調整出来ない

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iOSの良いなと思う機能に、bluetoothイヤホンを接続すると電池残量がbluetoothアイコンの横に表示される機能があるのですが、これが表示されません。電池残量が減ってきたら一応イヤホンが通知はしてくれますが、それは切れる寸前。3時間しか持たないからこそパッとチェックしたいのに残念です。

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表示される場合はこんな感じ。

また、AppleWatchはオーディオコントローラーとして優秀で、イヤホンに音量調整リモコンが無いからこそAppleWatchのデジタルクラウンで音量調整をしたいのですが、音量調整をしようとすると大きめの音まで音量が上がり、調整不可能な謎の仕様になっているのも残念です。

また、HPに記載がありますが、SONY製DAPとの組み合わせでは、ボリューム調整に対応していないとのことでiPhoneだと問題ありませんが、注意が必要です。

総評

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途切れ方に関しては地方の方なんかや、街を出歩く分には全くだと問題ないレベルで使用可能かと思いますが、都内など人の流れが凄まじい場所など過酷な環境下で使いたいなんて場合にストレスが多いかもしれません。

左右独立イヤホンで音質を求めるならコレしかないなとは思うものの、ケースの問題も考えるとW800BT一択だ!と推せるわけでもなく、どこに重点を置くのか?というのが音という方には勧められるものかなと思います。

ただ、ケースが大きいおかげかイヤホンを5回充電することができるため、ケースの充電をあまりしなくて良い点はプラスに見てあげなければならない点です。

左右独立の快適さとそこそこな音質の両立を味わわせてくれた一台であるため、ガジェット好きとしては使っていて非常に楽しかった一台ですが、慎重派の方は紹介したデメリットを理解した上で買う必要があります。

とは言っても予想を上回る人気のようで11月まで手に入りません。以下のアマゾン等で事前予約購入はできるようです。

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