お手軽に作れるのに音は凄いバランスポータブルアンプに「僕クロ」というものがありますが、こちらは僕クロの遺伝子を受け継いで(?)小型化・電源にLi-Poを用いることで充電式となったカードサイズのバランスアンプ 僕クロSSです。
コミケ・C88にて@fairy_9 さんが頒布されていたもので(僕クロの製作者はfixerさんなので、別のお方です。)、購入してから2か月ほど経ってしまいましたが、製作レポート!
Li-Poの取り扱いは非常に危険なので自己責任の下、付属の説明書を熟読しながら製作していきます。
組立・はんだ付け
用意したもの

・はんだこて(20W)
・はんだ
・ピンセット
・はんだ吸い取り線
・ワークホルダー
・テスター
・フラックス
はんだ付け
説明書に従って組み立てていきます。説明書以上に詳しい説明が出来る自信はないので、ここでは要点・コツを書いていきたいと思います。
基板自体も画像のようにしっかり固定するのがポイントです。
面実装!チップ部品は非常に小さいので無くさないように注意します。
小皿等を用意して部品が自分の鼻息で飛んでいかないようにしましょう。
私のやり方ですが、
①片側、右利きなので右側に予備はんだをします。(画像のように)
②左手でピンセットを使い実装したいチップ部品持ち、予備はんだのすぐ横に持っていきます。
③右手で予備はんだを加熱し、すかさずチップ部品を右へスライドさせ、こてを外します。(画像のように)
④左側をはんだ付けします。
するとこんな感じ。(下手くそ) これをひたすら繰り返して行きましょう!
加熱し過ぎた場合や、うまくつかなかったなって時は上からフラックスをベチャベチャ塗って両側を再度加熱すると良い感じです。
片耳鳴らない・・・なんて場合は、しっかりはんだが乗ってないだけかもしれませんので、フラックスを塗って全て加熱しなおしてみましょう。
ケーシング
用意したもの
・名刺ケース
・ドリル
・ドリル刃
・やすり
・ホットボンド
ケース加工
ケースに入れていきます。カードサイズアンプなので名刺ケースに入るような作りになっています。
厚さ8mm程度でおよそ25枚入るのものが必要とのこと。100円ショップ・ダイソー等で探します。
左はステンレスのカードケース、右はアルミのカードケースです。
アルミの方が加工はしやすそうですが、ステンレスのズッシリ感と質感が良かったので今回はステンレスを使っていきたいと思います。(AK240SSに思いを馳せつつ・・・)
失敗する可能性もあるので多めに買っておきましょう!
ドリルの刃もダイソーで購入。徐々に穴を広げていく作戦です。一番太いもので4.5mm(一番右)。
とにかく慎重に。ヤバいと思ったら低速にしてゆっくり丁寧に作業していきます。
硬くて中々穴が開かないので大変でした。
徐々に大きい刃に変え、穴を大きくしていきます。
実は、写真のケースは2枚目です。徐々に大きい刃に変えるのがかなり重要で、飛び抜かして大きな刃を使うと回転にステンレスが負けてケースがグチャっとなりました。
雑なので横一直線ではなくなっています。なんとかなります。
完成
固定は、ホットボンドでしました。
DX90と重ねても邪魔になりません。ポケットにも入ります。バランスの規格は2.5mm4極となっています。
無事、完成したので良かったです。
音質はまだ色々聴いてみているところですが、柔らかめで芯のある感じ。僕クロシリーズでいうと僕クロjr.に近いかな?
もう少し聴き込んでいこうと思います!
売り上げランキング: 193,799
コメントを残す