少しコーヒーに拘ってみると
・豆は酸化してしまうと香りが飛んでおいしくなくなる
・豆から挽いてもらって粉の状態で買うと空気と触れる表面積が大きくなって品質の低下が早い
・粉で買って挽く粗さ一定じゃなくてその都度変えたい、プレス用にもペーパードリップ用にもしたい!
・・・・・ミル、グラインダー欲しい・・・・となりますよね!
というわけで、コーヒー豆を粉にする機械、「bodum BISTRO 電気式コーヒーグラインダー」を買って一年間ほど使ってみたのでレビュー。
というか、公開するのを忘れていて1年も経っていました(笑)
開封!

箱から取り出すとこんな感じ。

内容物は、上部に取り付ける豆入れ・本体・粉を受けとるビーカーとなっています。
ビーカーは静電気が起きにくい耐熱ガラス製。粉の飛び散りを抑えることができます。
実際に使ってみても全く飛び散らないわけではないですが、気になるほど飛び散ることはなく良いと思います。

説明書とbodum製品のパンフレットも付いてきます。読んでて楽しい。
本体をチェック!

本体上部を見ると、タイマーとオンオフスイッチ、コニカル刃があります。

コニカル刃・・・かっこいい!
安価・手軽なミルだとカッター式が採用されているのが一般的で挽いた豆の大きさにムラが出やすいですが、本格的なコニカル刃を採用しているこのグラインダーだと均一に微粉も少なく挽くことができます。

粉を受けとるビーカーはこんな感じ。ラバー素材の取り外しのできる蓋が付いています。

コーヒーの豆入れを取り付けて、組み立てるとこうなります。カッコいい。良い・・・!

蓋の裏には、欲しい粉の量に対して何秒グラインダーを動作させれば良いのかが書いてあります。
と、このように書いてあると上部に豆をたくさん入れられるように思いますが、説明書には上部に豆を入れて保管しないよう記載されていました。

主電源は正面にあります。

電源ケーブルは本体の裏に巻けるようになっているため、好みの長さに調節することができます。
実際に使ってみた!

並べてみました。コーヒーグッズは並べると良いですね!
早速、実際に使ってみたいと思います。

せっかくなので新鮮な豆を入手(撮影当時)

豆を入れる部分を回転させることで、挽き具合を調節することができます。
左からエスプレッソ・ペーパー・フレンチプレスを表す3つイラストが描かれているのが画像より確認できるかと思います。
タイマーは回すと挽き始めるというわけではなく、セットしておいて右にあるスイッチを押すとその時間だけ動作するという仕組みです。

豆!

一杯分=10g 入れるとこのくらい。

一番荒く挽いてみました。

中挽きだとこんな感じ。ちゃんと挽くことができています。
挽く時間はこの一杯分で15秒程度。かなり早くスムーズに抽出作業に移れます。
動作音はそれなりで、やはりすり潰しているのでゴゴゴゴゴゴゴという音は鳴ります。

で、ジョボジョボ
挽いてコーヒーを淹れる。この満足感の補正も大きくありそうですが(それも良い)、おいしい。
挽きたて淹れたてのコーヒー美味しい。
画像は以前紹介したグラスドリッパー。アイスコーヒーを淹れるときに主に使っています。
挽き具合はダイヤル調整ですので、感覚に頼る部分が大きいですが、数回挽いてみればどの程度の挽き具合になるのか分かるようになりました。
最初はイラスト通りの部分で挽いてみるといいかと思います。そこの記憶を中心に微調整していく感じにしています。
最近、ウェーブドリッパーも買ったのですが、これはスッキリした味に淹れられるのでもう少し細めに挽いたらどうなるのか・・・?なんて疑問をすぐに挽いて試せるのがたまらなく楽しいです。
微妙なところ
1.コーヒー豆は浅煎りだと固く、挽きにくいのですが、豆が大きくかなり浅煎りのコーヒー豆のときには詰まってしまいました。
かなり特殊な豆だったと思いますが、こういうときはスイッチを入れ、コニカル刃が回転したまま上から少しずつ豆を入れるとしっかり詰まらずに挽くことができました。
2.このデザインを見ると、上部に豆を入れて保管できるように思いますが、しないよう説明書に記載されているのを発見して少し残念になりました。
ただし、色んな豆を複数購入して日によって変えたり、酸化防止のために上部に保管するのは良くないというような理由から上部に豆を入れておくことは個人的にはしないので許しました。
最後に
微妙なところで紹介した点は1年間使っていく中で見えてきた強いて言えば程度の不満点で、均一に挽けるし、早いし、美味しいし、カッコイイしで特別不満があるわけではありません。
手動のミルを使うことなくいきなりソコソコなグラインダーに手を出しましたが、すぐにイイモノに目が行く私にとってはかなり良かったと思います。
色々なグラインダーを試して比較したわけではありませんが、初心者目線で特に問題が無いのでオススメできる一品かなと思います。
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