DAPやオーディオインターフェイス等に備わるバランス接続のピンアサインのまとめのページです。
ケーブルやアンプを自作する際にパッとアサイン(配線する場所)知りたいときに参考にしてください。
各バランスコネクタ・ジャック ピンアサインまとめ
それぞれ「L=左」「R=右」「+=HOT」「-=COLD」「G=GND」を示しています。
2.5mm 4極プラグ (Astell&Kern/A&ultima 準拠)

上から
・R-
・R+
・L+
・L-
2.5mm4極ジャック【MJ-068H】バランスピンアサイン

画像のように半田づけすることで接続可能です。
3.5mm 4極プラグ(HiFiMAN準拠)

上から
L+
R+
L-
R-
※ZX2,DX90,Calyx M,OPPO HA-2,等でGND分離接続(擬似バランス接続)する場合はL-R-逆でも関係ありませんがHiFiMAN準拠で作っておくと良いと思います。
3.5mm4極ジャック【MJ-064H】バランスピンアサイン

画像のように半田づけすることで接続可能です。
3.5mm 3極プラグ×2(PHA-3,Pono Player準拠)

上から
+
-
GND
2本準備し左右それぞれ自分で決めて製作します。
GNDの部分は接続なしの場合もあります。
2.5mmモノラルプラグ×2(Ratoc準拠)
上から
+
-
2本準備し左右はそれぞれ自分で決めて製作します。
Irisコネクター<マイクロコネクター>(ALO,Pioneer準拠)

ピンに番号が振られているのでそこを見ます。(画像拡大で番号が書かれているのが確認できるかと思います。)
1番 L+
2番 R+
3番 L-
4番 R-
メス側も同様の番号通りに製作します。
miniXLR 4pin
ピンに番号が振られているのでそこを見ます。
1番 L+
2番 L-
3番 R+
4番 R-
miniXLR 5pin(Bispa準拠)
ピンに番号が振られているのでそこを見ます。
1番 L+
2番 L-
3番 R-
4番 R+
5番 GND
ヒロセコネクター(iBasso準拠)
ピンに番号が振られているのでそこを見ます。
1番 R GND
2番 R+
3番 R-
4番 L GND
5番 L+
6番 L-
3極フォンコネクター
上から
+
-
GND
2本準備し左右それぞれ自分で決めて製作します。
XLR 3pin×2

ピンに番号が振られているのでそこを見ます。(画像拡大で番号が書かれているのが確認できるかと思います。)
1番 GND
2番 +
3番 -
2本準備し左右それぞれ自分で決めて製作します。
※ほとんどがこのアサインですが一部違うものも存在する可能性があります。
XLR 4pin×1

ピンに番号が振られているのでそこを見ます。(画像拡大で番号が書かれているのが確認できるかと思います。)
1番 L+
2番 L-
3番 R+
4番 R-
※ほとんどがこのアサインですが一部違うものも存在します。
どれを使うべきか?
ポータブルで使用の場合
信頼性・強度はこれが1番だがプラグがやや高価。
→mini XLR 4pin or miniXLR 5pin or ヒロセコネクター
AK240で採用されていることもありケーブルの選択肢が多いが強度がかなり不安。入手しやすく安価なものもある。
→2.5mm 4極ジャック
DX90やZX2のような4極ジャック採用のDAPに変換ケーブル無しで接続可能であり、その時には疑似バランス接続となるので音質向上の効果を得られるがやや強度に不安。入手しやすく安価なものもある。
→3.5mm 4極ジャック
私は普段DX90を使用しているので「変換なしで使えてしかも疑似バランス接続できる」ということで3.5mm 4極を採用しております。
ヘッドホン(据え置き)の場合
ポータブルで使用するような小型のものを使用してもいいとは思いますが、信頼性と強度の面からXLRが良いと思います。
分岐して2本になるのが嫌なので私はXLR 4pinを採用しています。お好みで。
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