今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2018に今年も参加させて頂くことになりました。

2018年のベストバイガジェットはズバリ、「Apple Watch Series 4‎」です。

Apple Watch も気づけば5世代目ですが、2ヶ月間毎日身に着けて思う”ハード”も”ソフト”もかなり進化しているということ。

iPhoneユーザーであることが前提となるスマートウォッチとなりますが、Appleのエコシステムの中にうまく組み込まれた良い製品です。

長い記事になりますが、初代では「こういった使い方ができる人にはオススメできるよ!」という紹介であったのが、誰にでも勧められるようになったなと思えたので、できること使用感を紹介しながら全面的にオススメしたいと思います。

筆者は男性。でも買ったのは40mmの小さい方。

まずは、今回買ったApple Watchの種類・サイズを紹介します。

Apple Watchはこれまで38mm/42mm展開であったのが、サイズはほぼそのままで画面サイズが拡大し、Series 4‎では、40mm/44mm展開になりました。

今回、私が購入したのはこの40mm(小さい方)のモデルで、ケースはマット仕上げのアルミニウム、Wi-Fi+Cellularを選択。

Cellularは契約すればスマホのように外でもApple Watch単体で通信が出来てしまうというモデルです。

なぜ小さい方の40mm?

2種類サイズがあり、「小さい方が女性向けで、大きい方が男性向けなのではないか?」

と、私自身が初代を購入したときに思ってしまったのですが、試着をして現物を見てみるとそうでもなかったです。

Apple Watchの丸みを帯びたデザインと腕への収まりを見ると40mmだなと思いました。

参考までに私の手首の長さは150mm(15cm)ちょうどで、40mmがオススメの人の手首の長さと44mmがオススメの手首の長さの両方に重なる手首です。

やはり身につけるアイテムですので、イメージするだけではなく試着して買う。というのがオススメなのですが、オンラインで買う場合なんかにはしっかりと自分の手首の長さと腕への収まりを考えて買うのがオススメです。

Apple Watch “Series 4″のココが良い。

Apple Watch Series 4‎には多くの機能が備わっていますが、Series 4からの良さを紹介します。

画面の大型化とデザインの変更

これまで初代からSeries 3まで画像左のようなデザインをしていたApple Watchですが、全体的により丸みを帯び、大きくは変わっていないと見せかけてかなり垢抜けた印象を受けさせるデザインに。

この画像を撮るにあたって初代のApple Watchを引っ張ってきましたが、どこか古さを感じてしまいSeries 4のデザインの変更すごいな、と感心してしまいました。

画面大型化を最大限に活かした”インフォグラフ文字盤”

画面の大型化に伴い表示できる情報量が増えたため文字盤が追加されました。

中でも気に入っている文字盤を紹介します。

インフォグラフ文字盤です。

何故気に入っているかというと、ここまでの中身のある情報を腕時計という形で一度に綺麗に表示できる時計はコレだけだから。

文字盤については細かいこだわりが随所に感じられ、言い出すと止まらないのですが、例えばタイマーを使っているときやバッテリー残量の表示には液体がなくなっていくような表示をします。

これは液体表示の機械式時計の影響受けてそうで、そういうセンスも個人的に刺さります。

 

Apple Watchの文字盤はサードパーティの文字盤の追加こそ出来ないものの、自分で表示する情報の編集が可能なので知りたい情報だけを並べることが出来ます。

Apple Watch本体からももちろん編集可能ですし、iPhone上からも編集可能です。

デジタルクラウンを回す感覚が手に伝わる

Apple Watch SERIES 4ではAppleがこだわるバイブ「Taptic Engine」によるフィードバックも強化されて、これまでの腕を優しくノックするような通知の仕方に加えて、デジタルクラウンを回すという動作にもフィードバックが来るようになりました。

このサイドのデジタルクラウンには、小さな画面を指で隠すこと無くスクロールできるなどの役割があります。

そしてそのスクロール時に、「チッチッチッ」と音と共にフィードバックが来ます。まるでゼンマイを巻くかのような感覚。

「チッチッチッ」だけではなくスクロールの終端に来たら「コクン」というようなフィードバックが来たり、細かい項目をスクロールするのではなく、音楽のジャケットをめくるときにはそれに合ったフィードバックが来ます。

完全にデジタルな時計であるのにも関わらず、こういったアナログ的なこだわりを見せてくるところにも魅せられます。

高速になった処理

内臓チップも強化されたので使っていて思うのはとにかくサクサク動くということ。

アプリを使うにしても、後述の通知に対して返信するにしてもとにかくサクサク。使っていてストレスを感じません。

これは非常に大切です。

  Hey,Siri   !   3分タイマー」と「スピーカーの強化」

watchOS 5にアップデートしたApple Watch Series 3とSeries 4なら、Siriに話しかけるときにHey,Siriが不要になりました。

腕を上げてすぐに言う、という条件付きですが、スマートスピーカーなどに話しかけるときには「OK Google」や「Alexa」のような今から話すぞ!とアピールして話し始めなければならないので、この呼びかけが無いだけでもグッと楽に、グッと未来を感じられるようになりました。

Note:

なかなかこの機能が上手くいかない方・これから買う方に伝授したい上手く使うコツ。

なるべくApple Watchを口元に近づけて、発声する最初の一文字をやや強調して言う!です。

例「(時計を自分に向けて)んぷんたいまー」

また、スピーカーがとても強化されているので「はい。3分からカウントダウンします。」というApple Watchのスピーカーから返ってくるSiriの返答が、防水端末とは思えない非常にクリアかつハッキリとした大きな音で返ってくるので、「そこから鳴ったんか?」と初めて使ったときには思いました。

充電とバッテリー:電池持ちはギリ2日

おなじみの磁石でくっつく充電器。

初代では一日しか持たなかった電池持ちですが、Series 4では私の使い方でギリギリ2日間持ちます。

ただし、やはり心許ないので寝るときに外して朝つけるというサイクルが良さそうです。

Apple Watch Series 4がApple Watch2台目であるなら、夜に旧型を着けて睡眠トラッキング、朝にまたSeries 4を着けるなんて使い方も賢いと思います。

このとき、後述のヘルスケアデータなどはうまく切り替わってiPhoneと同期されるため、データが重複しませんし、1つのヘルスケアデータとして記録できます。

着ければすぐ切り替えが行われて着けた方のApple WatchとメインのiPhoneが同期されるので本当によく出来ています。

” 着けているだけ ” でも役に立つ。

Apple Watchを使いこなそう!

そんな意気込みが無くても着けているだけで色々やってくれるのがApple Watchです。

ヘルスケア:心拍数や行動データを随時測定

Series 3にはEditonモデルとしてセラミックを筐体に採用した高価なモデルがありましたが、今回のSeries 4からは全機種背面にセラミックが採用されています。

このセラミックの背面のより中央にあるのがサファイアガラスで覆われた心拍数センサーと心電図センサーです。

Apple Watchを着けている間は一定間隔で心拍数が計測されており、安静時心拍数と歩行時心拍数を分けて平均にして表示してくれます。

取得したデータは自動的にiPhone側のヘルスケアアプリと同期されて、管理できます。非常に便利で見やすいです。

安静時に高い心拍数などの異常を検知した場合には通知を飛ばすなどの機能も備えています。

また、歩いた時間・運動した時間・一定時間おきにしっかり立ち上がったか(座ったままではないか)を記録しており、定めたゴールを達成出来るように立ち上がりましょうなどの通知を飛ばしてきます。

1日のある時間だけ立っているだけではダメで、一定時間おきにスタンドする必要が健康のためには必要ということで、健康意識が高い人にとっては自分で意識する必要が無く従うだけで済むので有り難いです。

寝ようかしているときに、このような鬼のような通知も。

また、早歩きで移動などをしていると、ワークアウト中ですか?などの通知も行われ、実際に早歩きを始めた時点からの運動量などを記録もできます。

転倒検知

Series 4で強化されたジャイロセンサーによって転倒も検知。転倒を検知したという通知に応答しなかった場合には緊急SOSが行われます。

Note:

デフォルトではオフになっているためWatchアプリからオンにする必要があります。

通知と実用レベルになった「返信」

iPhoneの通知をiPhoneの通知はストップして腕に飛ばしてくれる通知機能。

Apple Watchは着脱を検知するので、外している間はまたiPhoneだけに通知が飛ぶようになります。

これはApple Watch初代から言えたことなのですが、通知が腕に来るおかげでスマホを触ること無く一瞬で通知の内容を把握して、今アクションを起こすべきなのかという取捨選択をできるというのが個人的に嬉しい点です。

また、この通知に対してのアクションですが、例えばInstagramやLINEの返信。

流石に完璧な変換精度ではありませんが、このような「笑」をつけたりなど若者の語彙力のない定型文的な返信だって自分の声で思いのまま入力できます。

声を発してから文字が起こされるまでのタイムラグもほとんどなく、手で打つより早いのではないかというレベル。返信するまでの動作もキビキビと動くので実用レベル。すごく便利で未来的。感動してしまいます。

Apple Watchって良いの?と聞かれたときに「じゃあちょっとライン送ってみてよ。」と、実演するとウケが良いです。

腕で支払い、腕で乗り物に、Apple Pay。

おサイフケータイに倣うならおサイフウォッチなApple Watch。

iDやQUICPayなどのクレジットカードに紐付いた電子マネーに加えてiPhoneでクレジットカードなどからチャージして利用するSuicaも使えます。

基本的にサイドボタンダブルクリックでApple Payを呼び出し、左右スワイプで使うカードを選びます。

Suicaだとこの動作無しで、ただかざすだけ。より便利に使えます。

筆者はこれまでiPhoneのApple Payは使い続けていましたが、腕で決済をするという体験は初めてでした。

セブンイレブンなどの斜めに左側に決済リーダーがあるお店においては非常に決済しやすかったのですが、決済リーダーの上に何か置かれている場合などにはかざしにくさも感じました。

改札はどうか。左腕に着けていると意外と通れなくはないけれど腕をクロスする分ややぎこちなさもありますし、iPhoneでSuicaを使うときのように流れるような通り方はし辛いです。

というわけで、コンビニなどでは左腕のほうが使いやすい場面もあるけれど改札は右腕に着けておく方が良いという難しい選択になります。

筆者の場合、日常生活で交通機関を使う頻度はそれほど高くないため利き腕を邪魔しないという点を優先する意味でも左腕につけています。

ただし、やはりiPhoneを取り出す手間なく腕をかざすだけという更にひと手間なくなったのは非常に便利であり、自動販売機やセルフレジ導入のコンビニでSuicaを使えば一瞬で商品が手に入ります。

また、大事なのはちょっとしたコンビニなどへの外出にiPhoneが不要になったことです。デスクでiPhoneは充電中。近くのコンビニへ行こう・・・となったときなどそのまま手ぶらでとびだせます。

日頃よく行くコンビニなどはAppleWatchで済ませて、あまり行かない飲食店はiPhoneで決済するというように、リーダーの位置を見て変えるのもアリかも。

Note:

Suicaはカードを端末に入れ込むというイメージでiPhoneとApple Watchで残高の共有は出来ません。

チャージにはiPhoneのSuicaアプリから行います。

+AirPodsで iPod の進化系。iPhoneとの切り替えもシームレス

Apple WatchはBluetoothを使ってAirPodsなどのワイヤレスオーディオとの接続が単体で可能です。

予めAppleWatchに音楽を同期しておくことでオフラインでの再生も可能ですし、Wi-Fi環境下もしくはCellular契約でモバイルネットワークに接続しているのであれば、Apple Music上の自分の楽曲やApple Musicの膨大な数の楽曲をApple Watch”単体”で再生できます。

ネット上の無数の音楽から好きな音楽を腕の小さなデバイスと左右にケーブルのついてないワイヤレスのイヤホンで。

ポケットの中に数千曲、そんなことを言って音楽をより身近にしたiPodの未来を描いているような感じがして、こんな事が実現してしまっていることにやや戸惑いさえしてしまいました。

Apple Watch初代のころはiPhoneのミュージックコントローラーだと言っていましたが、訂正です。今ではミュージックプレイヤーです。まさにiPodの進化系。

ただし、AirPodsとApple Watchで音楽を聞いているときに、iPhoneと接続していると思ってiPhoneで動画などを再生し始めたとき音を撒き散らす事故が起きやすくなるのでは・・?

そんなことはなく、AirPodsはシームレスにiPhoneに接続先を変えて動画の音声が流れ始めます。すごすぎる。

ワークアウト

日常的にワークアウトはしないので、詳しいレビューは避けますが、たまにジムへ行く際に使うと、自分の心拍数などのデータを表示させながら、残りの距離などの情報を通知として飛ばしてくれるのが良いなと感じました。

マップ

Siriに腕を向けてどこどこへ案内して!というとぱっと検索結果が表示されて選択することで案内が始まります。

マップも初代では実用的とは言い難いものでしたが、カード表示で次の進路を教えてくれ、目的地にしっかりたどり着けます。

地図での表示も可能です。やはり大型化した画面の恩恵をここでも受けられています。

また、このときにiPhoneを取り出して画面をつければ地図が表示されているという、ここでも連携の良さが見られます。

最後に:迷ったら買い。

Apple製品は製品同士が互いにうまく連携しあうために他社製品に移りにくくするというような製品作りをしていて、その分使い手に制約も生まれているものの、Apple WatchはiPhoneでもiPadでもMacでも置き換わりえないApple Watchとしての立場を確立してより便利になってきたなと思いました。

各種連携、素晴らしいです。

iPhoneユーザーであるなら時計にApple Watchを買うのを自信を持ってオススメできるレベルになったのではないかと個人的には感じています。

Apple Watchの多機能化によってiPhone選びの視点も変わってしまい、スマホにはポケットに入るサイズでなければダメだと思っていましたが、iPhone Xs MAXも魅力的に感じるようになりました。

そしてこのApple Watch Series 4は多くの日本の企業も携わっているようで、そこも嬉しいポイント。

内部の実装技術も本当にクレイジーです。内部の基板(SoP)のX線写真を見ると本当に「やばい」、「すごい」、「どうなってるの」としか言葉が出てきません。
現代の機械式時計と言っても良いくらいに美しいと個人的には感じます。

Apple Watchに興味を持ちつつも見送って来た方は、Series 4、なかなか買い時では無いでしょうか?


今回参加させていただいたAdventerのベストバイガジェット2018ですが、以下のリンクからガジェットが大好きなブロガーが今年一番買って良かったというガジェットの記事をご覧になれます。

 

 

毎年このような楽しい場を企画してくださっているGeekDays様、毎年楽しい記事を書いてくださるライターの皆さまありがとうございます。

そして、こんな長い記事を最後まで読んでくださりありがとうございます!








本は、聴こう。

Audible

読書中に両手が自由に使える最高さ。
移動や画面を見たくない寝る前などに。Amazonが展開する耳で読書のサービスです。