B&O Beoplay H9i レビュー。良質なデザインに強力なノイキャンと高音質が特徴【PR】




当ブログでも紹介した、Beoplay H5Beoplay e8などをリリースしているデンマークのオーディオブランド「バング・アンド・オルフセン」・「B&O Play」から「Beoplay H9i」が登場しましたのでレビュー。

Beoplay H9iは、Beoplay H9の後継モデルとして登場したノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドホンで、H9よりも精度の増したノイズキャンセリングに更なる高音質化の追求をした製品となっています。

今回は有り難いことにレビュー依頼を受け、提供頂いた製品でのレビューとなりますが、いつも通り正直に行きます。

開封&付属品をチェック!

早速開封していきましょう!

箱を開くとヘッドホンがこんにちは。

本体に加えて、付属品は取扱説明書・キャリングポーチ・機内変換用プラグ・有線接続用3.5mmケーブル・USB Type C充電ケーブルとなっています。

キャリングポーチは柔らかい布素材のもの。円状のB&Oロゴ部はスライドさせることが可能で、ポーチの口を縛っておけます。

イヤーパッドや本体への傷から守るといった程度の保護ポーチですね。ただし、布の触り心地が凄く良くて、質感は良いです。

本体をチェック

さて、ヘッドホン本体をチェックしていきましょう。

オモテ。

R側(写真では左側)の表面はタッチコントロールセンサーが備わっています。

ウラ。

大きくL・Rと記載があります。多少やり過ぎなのでは?と思っていましたが、機内など暗いところでは一瞬でLRの判別が付くので有り難い表記法でした。

R側の下部には、電源スイッチやUSB充電端子、有線接続用の端子など各種端子が詰まっています。

イヤーパッドはラムスキンで出来ており、通気性を確保しつつ耳への装着感も最高です。すっぽり耳を覆ってくれるサイズ感。

頭部にかかるヘッドバンド部は外側がカウレザー、内側が柔らかいコブ状の布素材となっています。

ヘッドホン・・・コブ・・・というと、AKG K701なんかが思い浮かびましたが、このコブは柔らかいため、長時間付けていても頭が痛くなることは全くありませんでした。

ハウジング部をアップで。ハウジングと接続しているヘアライン加工部は高純度のアルミニウム出来ています。

やはり、プラスチックに塗装して模したモノとは異なり、こういったところで高級感を感じられますね。

ドライバーユニット部を引っ張ることで耳へのフィッティング調整も可能。この軸も高純度のアルミニウムで出来ています。

このように本体はカウレザー+布(クッション)、ラムスキン、アルミ、プラスチックと様々な素材を強度や質感、重量、装着感などを考慮しながら上手い具合に使っているのが感じられます。

実際に装着したときの写真

通常時、使用しないときにはこのように首から下げて置けます。もうこれだけでカッコイイですね。

装着してみるとこんな感じ。

しかもこのヘッドホン、着脱を検知してくれるのでAirPodsのように首に外せば一時停止・耳につければ再生と賢いです。

パッと外してやっぱり音楽を聴く事がなく、ずーっと首に下げておけば勝手に電源も切れるようでいちいち電源を落とさなくてもバッテリーの持ちもOK。クール。好き。

今回選択したカラーはブラック/ナチュラルのうちブラックですが、女性が付けるとこんな感じです。

充電はUSB Type C

最近リリースされたbeoplay e8なんかは旧来のmicro USB端子で充電を行っていましたが、Beoplay もUSB Type Cにシフトしたようです。
ちなみにUSB Type Cはリバーシブルで挿せるNintendo Switchなんかにも採用されているUSBの新しい規格。オタク的には嬉しい方は多いのではないのでしょうか。

充電端子にキャップが付いているBluetoothイヤホン・ヘッドホンも多いですが、面倒臭いのでキャップレスなのは好印象です。

バッテリーライフはH9よりも4時間伸びて、合計18時間の再生が可能です。(Bluetooth・ノイズキャンセリングオン)
ノイズキャンセリングを使用しても18時間も再生できるため、充電の周期はかなり長くて大丈夫な印象です。

ノイズキャンセリングは想像以上に強力で良い出来栄え

Beoplay H9は購入こそしなかったものの、店頭等では試したことがあったのですが、BOSEやSONYのノイズキャンセリングには届いていないかな・・・という印象を受けていました。しかし、Beoplay H9iでは並べる程度にはしっかり進化しているように感じます。

このBeoplay H9iのノイズキャンセリングチューニングはまんべんなく効きつつ声あたりの周波数は多少の減衰といった感じ。

テレビなんかの前でノイキャンを有効にするとBGMや人の声に付随する音、安いスピーカー特有のチープな残響ボア付き成分が除去されて声だけがクリアに多少減衰しつつも残るような感じです。

旅行の際に、外の騒音にエンジン音まで丸聞こえのトロリーバスなんかでも使用してみましたが流石に完璧に消せているわけではありませんでしたが、ヘッドホンを外すとこんなにうるさかったの?と思うレベルでかなりカットできていました。音楽を再生すれば音楽の世界へ没入することが出来ます。

飛行機の機内でも威力を発揮

ノイズキャンセリングを持つ製品を持っていても中々飛行機に乗る機会に恵まれないものですが、今回はちょうど旅行と重なりじっくり試すことが出来ました。

離陸完了後、高度が落ち着いていざ装着・・・ゴォォぉという飛行機特有の音は消え去り、サーーという高い音の成分のみが若干残りました。そこで音楽を鳴らせばもう静寂の中で音楽を聴いているような感覚に陥りました。

特に飛行機でのノイズキャンセリング凄っ!と思ったのは、ヘッドホン外した時。あまりにも快適すぎて慣れた頃に外すと機内めっちゃうるさい!!となりました。それほどしっかり除去出来ていたということでしょう。

機内では耳栓の配布等もありましたが、耳栓には不可能なレベルで低周波数の音から綺麗に除去してくれるためか非常に快適に感じました。機内CIEMで喜んでいた時期もありましたが、ノイズキャンセリングヘッドホンの喜びを知ってしまえばノイズキャンセリングの方が強いな、と感じざるを得ません。

18時間ものバッテリーライフのお陰で、電池切れを気にすることもなく9時間のフライトの中でぐっすり眠ることが出来ました。

ノイズキャンセリングを有効にしたまま有線接続も可能

飛行機つながりで紹介。付属のケーブルを使えば有線接続も可能です。有線接続中に電源を入れればノイズキャンセリングも有効にすることが出来ます。

機内での映画鑑賞、しっかり映画に入り込むことが出来ました。

ヘッドホン自体の音質も満足の行く出来。

先にノイズキャンセリングの評価をしてしまいましたが、肝心の音質もワイヤレスとしては文句のない出来です。

ハイのシンバルのプァ〜ンという音が綺麗に出たり、低域はドゥンドゥンというよりはトゥントゥンとポップするような感じ。この低域は同社のイヤホンなんかよりも更に余裕のあるより自然な鳴り方で、耳全体で感じます。

そしてボーカルは前に。このように、それぞれが強調されているようで全体として見るとのバランスが良い。e8を聴いてもh5を聴いても音はそれぞれ違うのにこのような感想になるので、やはりB&Oはこういう音を作るんだなという印象を受けました。

Beoplayはこれまでイヤホンしか所有していませんでしたが、ヘッドホンも良いですね。H9よりも更に余裕のある音になったと感じられました。

SONYのあっさり線の細い繊細な音ともBOSEのウォームな力強さもある音とも異なるサウンドなので、ノイズキャンセリングヘッドホンを探している方は一聴の価値有りだと思います。B&Oの音が好きな方には試聴なしでもオススメ出来ますね。

しっかり機能するマルチペアリングがかなり便利

マルチペアリング・マルチポイント対応!と言っても上手く機能していないBluetoothイヤホン・ヘッドホンなんかもありますがBeoplay H9iはしっかり機能しました。

マルチペアリング機能とは、複数の機器と同時に接続する機能のこと。Beoplay H9iでは最大同時に2つの機器と接続することが出来ます。

検証ではiPhone XとMacbook Proを同時に接続。iPhone Xで音楽を再生しているときにMacのiTunesで音楽を再生するとiPhone X側は自動で一時停止され、Macの音楽がシームレスに再生されました。逆も然りです。ぱっぱ切り替えられるのは非常に便利ですね。

外音取り込み機能・アプリでのイコライザ・通話

タッチコントロールで下から上にスワイプすることで外音取り込み機能「Transparency Made」をオンに出来ます。

Beoplay e8なんかでも同様の機能を使用したことがありましたが、流石ヘッドホンなだけあってかなりナチュラルに綺麗に外の音を取り込んでくれました。

オート再生停止機能もあるのでパッとヘッドホンを外してしまうのもアリですが、ちょっとアナウンスなど外の音を聞きたくてこのモードを使うのもアリです。

また、別途スマホアプリを入れることでヘッドホンのアップデート及びプリセットによる直感的なイコライザなども使うことが出来ます。Beoplayのこの直感的なイコライザはナチュラルに音を買えられるので気に入っています。

通話も試しましたが、ノイズキャンセリングを効かせながら問題なくバッチリ会話することが可能でした。

タッチセンサーコントロールはぼちぼち

R側に付いているタッチセンサーにて、音量調整・曲送り戻し・再生停止・ノイズキャンセリングのオンオフ・外音取り込みオンオフなどの機能を行います。

このタッチコントロール、目で見てしっかり場所を合わせて操作するとしっかり機能するのですが、やはり装着中は目に見えてない耳元で操作するため上手く操作出来ないときがあります。見た目のシンプルさとのトレード・オフなのかもしれませんが、ここの操作性はボチボチ・慣れ次第といったところでしょうか。

まとめ:お値段はそこそこだが、お金を出す価値はあるBT/NCヘッドホン

価格は、5万円台とノイズキャンセリングヘッドホンの中でもやや高価ですが、所有欲を満たすデザインと質感・材質、そしてこの見た目だけではないノイズキャンセリングの性能と音質。一聴して気にいるか・・・はチェックしたほうが良いかとは思いますが、気に入ったのであれば是非買っていただきたいヘッドホンです。それくらいには気に入りました。これから相棒として持ち歩きたいと思います。

フルワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリングはまだまだに感じますし、性能の良いノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンだとどうしてもネックバンド式でイヤホンまではケーブルが付いているために取り回しのしにくさもあったので、どっちにしてもバッグ内のスペースを取られるノイズキャンセリングワイヤレスオーディオを買うのであれば、ケーブルもなくバッテリーライフの長いヘッドホンも良いなと使ってみて感じさせられました。

Beoplay H9iとAirPodsの二刀流の日々が続きそうです。

迷ったら買い。

主な仕様

  • ドライバー径:40mm
  • 周波数特性:20Hz~20000Hz
  • Bluetoothのバージョン:4.2
  • 対応コーデック:AAC
  • 連続使用時間:Bluetooth・ANC使用時18時間、Bluetooth使用時23時間、ANC使用時24時間
  • 本体サイズ:195(幅)×200(高さ)×52(奥行)mm
  • 重量:285g

 

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